日本製の本革名刺入れおすすめブランド10選

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営業先や取引先に行くビジネスマンにとって欠かせないアイテムが名刺入れ。どうせ持つなら、おしゃれで質のよいモノを持ちたいものです。そこで今回は、日本製のクオリティの高い名刺入れをリリースしているおすすめの革製品ブランドを紹介していきます。就職祝い・転職祝いのプレゼントの定番のひとつでもある名刺入れなので、どこのブランドの名刺入れがおすすめなのかチェックしていきましょう。

この記事を読むとこんなことが分かります。

名刺入れの選び方

就職して初めて名刺入れを持つという方は、名刺入れにどんな種類があるのか、どうやって選んだら良いか悩んでしまうかもしれません。そこで、まずは名刺入れの選び方を紹介していきます。

名刺入れを就職祝いや転職祝いのプレゼントとして考えている方も、ここで紹介している選び方を参考にしてみてください。

収納力で選ぶ

名刺入れの収納力の高さは、「マチ」の形によって変わってきます。マチとは、横に広げて中のモノ（名刺など）を出し入れしやすくするための遊び部分です。マチの形としては、通しマチ・ササマチ・風琴マチ・マチなし（箱型）があります。

・通しマチ
名刺入れの中で収納力が一番高いのが通しマチです。マチの幅が、入り口から底まで同じになっている作りをしています。

・ササマチ
ある程度の収納力がある名刺入れの形です。マチの幅が、入り口から底に向かって細くなっていくV字型になっています。

・風琴マチ
通しマチと同じほどの収納力がある名刺入れの形です。通しマチやササマチのマチは、内側に折り畳まれる作りをしているのに対し、風琴マチは外向きに折り畳まれる作りになっています。

・マチなし（箱型）
側面にマチがない、箱型の形をしている名刺入れ。収納力は高く、厚みのある革を使用していることが多いです。

名刺入れの選び方　まとめ

デザインで選ぶ

名刺入れのデザインとして一般的なのは、二つ折りタイプですが、フタがないシングルタイプのモノもあります。

二つ折りタイプはフタがあるので、名刺を折れや汚れから守ってくれますし、シングルタイプは、フタがない分だけ二つ折りタイプよりも軽いという特徴があります。

また、メインの収納部分の他にカードポケットを備えていたり、内側に名刺を挿しておけるデザインにしているものもあります。

革の種類で選ぶ

名刺入れの素材には、馬革・牛革・羊革、さらにはクロコダイルやリザードなどのエキゾチックレザー、コーデュラなどの化繊もあります。

素材の種類によって値段も大きく変わってきますので、予算に合わせて名刺入れの素材も選ぶと良いでしょう。

名刺入れを選ぶ際の注意点

ビジネスシーンで使用する名刺入れを選ぶ際に覚えておくと良い注意点が幾つかあります。ひとつ目は、あまりに華美な名刺入れは選ばないようにするということです。

例えば、海外のハイブランドはブランドロゴが前面に出ているものが多く、悪目立ちしてしまう可能性があります。

なので、営業先や取引先で名刺入れを出す機会がある人の場合は、基本的にはベーシックで落ち着いた色・デザインのモノを選ぶと良いでしょう。オーソドックスなのは本革製のシンプルなデザインの名刺です。

アルミやプラスチックの名刺入れはカジュアル過ぎるとみなされることがあるので、営業先や取引先で名刺を出す機会がある場合は、そうした名刺入れは避けたほうが無難です。

名刺入れの革製品ブランドおすすめ10選

日本製の名刺入れを作っているブランドに絞って紹介していきます。ここで紹介するブランドは、歴史があり革製品に定評があるので、どのブランドの名刺入れを選んでも満足できるクオリティです。

では、さっそくおすすめの革製品ブランドを見ていきましょう。

GANZO／ガンゾ

日本を代表する革製品ブランドのひとつ。最高品質の革を使用して、ひとつひとつ丁寧に名刺入れを作り上げています。ガンゾの名刺入れのボリュームゾーンは2万円台。

落ち着いた色味、シンプルなデザインでありながら、革の質感の良さがあるので、ビジネスシーンに花を添えてくれます。

ガンゾ：シンブライドル 名刺入れ

外装に「J&E セジュイック社」のブライドルレザー、内装に「バダラッシィ・カルロ社」のミネルバ・ボックスをしている名刺入れ。どちらも経年変化（エイジング）が楽しめる味のある革が使用されています。

通しマチの名刺入れで30枚ほど収納することができます。カードポケットも4つあるので汎用性が高い名刺入れです。

ガンゾ：コードバン 名刺入れ

艶のある光沢と滑らかな手触りが心地良いコードバンの名刺入れ。名刺を30枚ほど収納できるジャバラ状のマチが採用されています。

ガンゾ：シェルコードバン2 名刺入れ

「ホーウィン社」のシェルコードバンを使用している豪華な名刺入れ。通しマチ仕様なので、名刺の端が折れてしまう心配も少ないです。

◇ガンゾの名刺入れはこんな人におすすめ◇

土屋鞄製造所

日本製ランドセルのブランドとして確固とした地位を確立している土屋鞄製造所。ランドセルだけでなく、大人鞄、財布、革小物でも高い評価を得ています。
名刺入れはシンプルなものから、趣向を凝らしたものまであり、選ぶ楽しさがあります。ブライドルレザーやコードバンを使用した名刺入れもあり、ボリュームゾーンは2万円前後です。

土屋鞄製造所：ウルバーノ ベルトカードケース

個性的なデザインでありながらビジネスシーンに違和感なくマッチする上品顔の名刺入れ。フロントベルトと太いステッチが名刺交換する相手に確かな印象を残します。

名刺を50枚ほど収納でき箱型設計。背面には名刺留めホルダーもあるので、スマートな名刺交換ができます。

土屋鞄製造所：コードバン　名刺入れ

上品な光沢感が魅力的なコードバンの名刺入れ。スリムなデザインなのでスマートな印象を与えてくれます。メインの収納部には名刺を15枚ほど収納可能で、フラップの裏にポケットもあるので使い勝手が良いです。

◇土屋鞄製造所の名刺入れはこんな人におすすめ◇

CYPRIS／キプリス

お手頃な価格で、日本製のしっかりした作りの革製品を製造しているキプリス。上質な国産の革を使用した名刺入れが、キプリスでは1万円以内で購入することもできてしまいます。

キプリスでは、取り扱っている名刺入れの種類が多く、二つ折りタイプだけでなくシングルタイプのものもあります。革の種類もブライドル・コードバンだけでなく、クロコダイルやリザードもあるので、お気に入りを見つけることができるでしょう。

キプリス：コードバン＆ベジタブルタンニンレザー 名刺入れ（ササマチ）

革のダイヤモンドと称されているコードバンを使用した名刺入れ。コードバンは繊維が非常に緻密なので牛革の2倍の強さがあります。内側には自然な風合いのヌメ革が使用されているので、美しいコントラストが堪能できます。

光沢が美しいコードバンの名刺入れですが、価格はかなりリーズナブルです。デパートで取り扱いがあるブランドなので、プレゼントとしてもおすすめできます。

キプリス：シラサギレザー 名刺入れ（ササマチ）

日本国内で鞣されている革を使用し、ナチュラルでアンテークな仕上げをした名刺入れです。本革を使用している日本製の名刺入れなので、作りがしっかりしています。1万円以内というリーズナブルさも魅力です。

キプリス：艶クロコダイル＆シラサギレザー 名刺入れ（通しマチ）

四角形をした鱗がきれいに揃っているナイルクロコの革を使用した名刺入れ。鱗ひとつひとつに宿る光沢が圧倒的な存在感を出してくれます。通しマチ仕様なので30枚ほどの名刺は余裕で収納可能です。

キプリス：URUSHI／漆 名刺入れ（ササマチ）

日本の伝統工芸である漆塗りの技術を活かし、特殊な方法で革に漆の加工を施している名刺入れ。革と漆、それぞれの経年変化を味わうことができるアイテムです。グラデーションが美しい芸術作品の趣もある名刺入れに仕上がっています。

◇キプリスの名刺入れはこんな人におすすめ◇

COCOMEISTER／ココマイスター

日本の本格派の革ブランド。ココマイスターの名刺入れは、デザイン・素材で幅広いラインナップがあるのが特徴です。一番安いのがマットーネで、一番高いのは「シェルコードバン
ヴァランテ（38,000円）」。ボリュームゾーンは、2万円台となっています。
使用されている素材は、シェルコードバンからブライドル、ヌメ革まであり、デザインもシンプルなものからイントレチャートのものまであります。

ココマイスター：ブライドル 名刺入れ

ブライドルレザーの重厚感と堅牢感がある名刺入れ。自然な風合いのヌメ革が使用されている内装とのコントラストが素敵です。メインの収納スペースは通しマチ仕様なので容量が大きく、カードポケットもあるので使い勝手が良いです。

ココマイスター：マットーネ オリヴェートカードケース

イタリアンレザーを丁寧に編み込んだイントレチャートの名刺入れ。グラデーションのような経年変化を楽しめるので、革好きにはたまらない逸品です。通しマチ仕様なので名刺交換の機会が多いという方に向いています。

ココマイスター：マルティーニ 名刺入れ

イタリア産のオイルドレザーを使用している経年変化を楽しめる名刺入れ。シボ感が良い味を出しています。メインの収納部が通しマチになっているので、たくさんの名刺をきれいに入れておくことができます。

◇ココマイスターの名刺入れはこんな人におすすめ◇

FUJITAKA／フジタカ

富士山の上に鷹をあしらったデザインでお馴染みのフジタカ。こちらも日本を代表する革製品ブランドのひとつです。
フジタカの名刺入れのボリュームゾーンは2万円台。コードバンやブライドルレザーといった革を使用しているので、使い込むことで革の経年変化を楽しむこともできます。

フジタカ：コードバン名刺入れ（フォール）

オイルコードバンで作られている上品な艶が美しい名刺入れ。通しマチ仕様なので、取り出ししやすく収納力も高いです。上品なブランドロゴの型押しがあるので、革好きの人には「良いもの持ってますね～」と分かってもらえます。

フジタカ：デュプイボックスカーフ名刺入れ（ボックス）

フランス・デュプイ社の最高級ボックスカーフを使用している名刺入れ。ササマチ仕様なので、厚みが抑えられています。

内側にあるフジタカのシンボルカラーから派生したかがりステッチがお洒落で遊び心が感じられます。メインの名刺収納部に加えてカード段が3つあるので、カードを収納したり名刺を種類別に分けて整理することが可能です。

◇フジタカの名刺入れはこんな人におすすめ◇

POTER／ポーター

カジュアルなバッグメーカーという印象を持っている人が多いポーターですが、大人のビジネスマンが使える革小物も数多くリリースしています。

ポーターはナイロンを使用した製品（タンカー・ヒートetc）があるので、そのイメージが強いかもしれませんが、コードバンやブライドルの革製品もあります。価格帯も幅広く、種類も豊富なので、気に入る名刺入れを見つけることができるでしょう。

ポーター：カレント カードケース

ビジネスシーンで活躍してくれるのが、ポーター「カレント」シリーズの名刺入れ。穏やかな波のような型押し加工がされているレザーなので、傷がつきにくく使い勝手が良いです。メインの収納スペースはマチ付きなので、ある程度の量の名刺を入れておくことができます。

ポーター：シーン カードケース

上品な光沢と控えめなポーターのロゴがアクセントになっているシーンシリーズのカードケース（名刺入れ）。メインの収納スペースは風琴マチ仕様になっているので、名刺の取り出すがスムーズにできます。カードポケットも充実しているので機能的です。

ポーター：カジノ カードケース

重厚感のあるブライドルレザーのカードケース（名刺入れ）。使い込むごとに革表面のブルームが内側に浸透していき、革に光沢が生まれてくる経年変化が楽しめるのも魅力です。カード収納×1、カードポケット×2、カードホールド用スリット×1と収納スペースも充実しているので使い勝手が良いです。

◇ポーターの名刺入れはこんな人におすすめ◇

aniary／アニアリ

アニアリ：ウェーブレザー 名刺入れ

真面目過ぎず奇抜過ぎない、”波打つレザー”でちょっとした遊び心をいれた名刺入れ。名刺交換の際に好印象を残すことができるデザインに仕上がっています。

◇アニアリの名刺入れはこんな人におすすめ◇

二宮五郎商店

和の美意識を革で表現することに定評がある老舗ブランド「二宮五郎商店」。革を折り紙のように折り畳んだ構造の「KAWA-ORIGAMI(R)」シリーズなど、一風変わった名刺入れを製造しています。
使用している素材は、シェルコードバンで知られる「ホーウィン社」のレザーで、素材にもこだわっています。
日本独自の様式美を感じさせてくれるデザインで、他のブランドにはない二宮五郎商店の個性を感じられます。

二宮五郎商店：ボリスモリーニカーフシュリンク 風琴マチ名刺入れ

キメが細やかで柔らかく、エレガントな艶を持つカーフスキンを使用している名刺入れ。名刺は30枚ほど収納可能で、カードポケットも充実しているので使い勝手が良いです。

この名刺入れの最大の魅力は、マチ部分が外向きに折り畳まれている「風琴マチ」という伝統技法を採用しているところ。名刺の端や角にストレスを与えることなく出し入れができるので、いつでもきれいな名刺を渡すことができます。

二宮五郎商店：【藤巻百貨店限定】KAWA-ORIGAMI(R)ホーウィンレザー「アバンテ」名刺＆カードケース

世界最高のコードバンと称される革を生み出しているホーウィン社製のレザーだけを使用して仕立てられた贅沢なカードケース（名刺入れ）。収納容量が同じ2つのポケットがあるので、名刺を分類して収納しておくことができます。ひとつのポケットに15枚、合計で30枚の名刺が収納可能です。

◇二宮五郎商店の名刺入れはこんな人におすすめ◇

二宮五郎商店：KAWA-ORIGAMI(R)ホーウィンレザー「クロノス」カードケース

米国シカゴの老舗タンナー「ホーウィン社」のレザーを使い、革を折り紙のように折り畳んだ構造に仕上げた名刺入れ。「和の美意識」と「ホーウィンレザー」のハイブリットなアイテムです。1cm以下の薄さでありながら15枚ほどの名刺を収納できます。

HERGOPOCH／エルゴポック

エルゴポックは2005年に老舗鞄メーカーのキヨモトが立ち上げたレザーブランド。徹底したメイドインジャパンにこだわったブランドとしても知られています。

エルゴポックでは素材の開発・裁断・縫製、さらには金具の製作まで日本国内で行っておりオールメイドインジャパンといえる品質のアイテムを展開しています。

また、エルゴポックでは公式サイトから購入すると1年間無料保証の特典を受けることができるなどアフターサービスも充実しています。

エルゴポック：06-SLG-N 名刺入れ

しなやかな質感とアンティーク風のムラが魅力的の本革らしさが存分に味わえるワキシングレザーの名刺入れ。

内側には40枚ほどの名刺を収納できるメインコンパートメントに加え3つのカードポケットがあり収納力は充実しています。

背面には名刺を一時的に差し込んでおけるカードスリットがあり、お洒落さと実用性がバランスよくデザインされています。

エルゴポック：06A-SLG-N　名刺入れ

ワキシングレザーに穏やかな波を想起させる型押しを施した名刺入れ。仕様は06-SLG-N 名刺入れと同じです。

◇エルゴポックの名刺入れはこんな人におすすめ◇

Flathority／フラソリティ

1952年に創業した老舗の鞄メーカー猪瀬が企画から製作まで一貫して行っているのが「Flathority（フラソリティ）」。カバンメーカー猪瀬は数々のコンテスト受賞歴を誇るので、製品の品質の高さは折り紙付きです。

Flathority：ホーウィン シェルコードバン 名刺入れ

オーソドックスなデザインとシェルコードバンのエレガントな美しさが融合したビジネスシーンで他にはない輝きを放つ名刺入れ。

メインポケットには最大50枚の名刺を収納することが可能。サブポケットも充実しているので機能性も高いです。

◇Flathorityの名刺入れはこんな人におすすめ◇

まとめ

日本製の本革名刺入れおすすめブランド10選を紹介してきました。いずれも、日本の職人が経験と技術を駆使して作り上げている逸品ばかりです。名刺入れのデザインや素材、値段などを総合的に検討して、お気に入りの名刺入れを手に入れてください。