ブライドルレザーの有名タンナー5選!英国製革おすすめの財布まとめ

ブライドルレザーの有名タンナー5選!英国製革おすすめの財布まとめ革製品

イギリスで製造されているブライドルレザーは、コードバン(米国)、ヌメ革(イタリア)と並び世界三大レザーのひとつとして知られている銘革です。今回は、ブライドルレザーについて詳しく解説していきます。また、日本の革製品ブランドが採用している革製造業者(タンナー)とおすすめの財布についても紹介します。

ブライドルレザーとは?

イギリスで1000年以上前から続く伝統的な製法で作られている堅牢性」と「美しい艶」が特徴の革。革に何度もロウを塗り込んで繊維を引き締めて作られるため、革の表面には「ブルーム」というロウが白く浮き出ているのが一般的です。なので、「ブルーム」がブライドルレザーの証とも言うことができます。
ブライドルレザーは他の革と比べて厚みがあり硬い革であるため縫製が難しいという難点があります。そのため、ブライドルレザーの革小物を美しく仕上げるには日本の熟練職人の技術が欠かせません。

ブライドルレザーの特長

ブライドルレザーは、もともと馬具用の革として開発された皮革なので、堅牢性と耐久性に優れています。ブライドルレザーの特長であるブルームは、使い込んでいくと自然となくなっていき、代わりに上品な艶が革に出てきます。堅牢性に優れ、時間の経過とともに上品な艶が出てくる革なので、本革財布の素材としても非常に人気です。

ブライドルレザーのタンナー

イギリスにあるブライドルレザーのタンナーとして有名なのがこちらの5社です。ブライドルレザーを自社生産している革製品ブランドも一部ありますが、ほとんどのブランドはタンナーから革を仕入れています。

・J&E Sedgwick(セジュイック)社
・J&FJ Baker & Co Ltd(ベイカー社)
・Clayton(クレイトン)社
・ Metoropolitan(メトロポリタン)社
・Thomas Ware & Sons(トーマスウェアアンドサンズ)社

長い歴史を持つタンナーが多く、それぞれが特徴のあるブライドルレザーを製造しています。ここからは、それぞれのタンナーについて紹介していきます。

J&E Sedgwick(セジュイック)社

J&E Sedgwick社製ブライドルレザー
出典:GANZO/公式オンラインストア

イギリス第二の都市バーミンガム近郊にある創業1900年の老舗タンナーです。J&E Sedgwick(セジュイック)社は、完成度の高い質感と色合いを持つブライドルレザーを仕上げているため、イギリス国内に限らず世界中で非常に高い評価を得ています。

J&E Sedgwick社製ブライドルレザーの特長

・使い込むうちに「ブルーム」が消え、美しい光沢が現れる
・非常に強く丈夫な革なので10年以上使い続けることが可能
・時間をかけてロウをしっかりと革に馴染ませているので雨に強い

J&E Sedgwick社製ブライドルレザーのおすすめ財布

ブリティッシュグリーン二つ折り財布

ブリティッシュグリーン
出典:革財布専門店-GLENCHECK

販売累計12万個を突破したブライドルレザーの定番財布。J&E Sedgwick社製のブライドルレザーを使用しているので、美しいエイジング(経年変化)を期待することができます。カードの収納力が高いベロ付き、小銭の出し入れがしやすいBOX型と機能面も充実しています。

J&FJ Baker & Co Ltd(ベイカー)社

150年以上の歴史を持つイギリスの老舗タンナー。高品質で耐久性があり、かつ加工がしやすいブライドルレザーを製造しています。また、イギリスでオークバークの鞣しをしている唯一の皮革工場としても有名です。

J&FJ Baker & Co Ltd社製ブライドルレザーの特長

・キメが細かく色がはっきりした仕上がりのレザー
・最高の革を地元で仕入れ、革の天然繊維を守りながら製造されている
・1枚の革を生産するのに1年以上の年月をかけている

J&FJ Baker & Co Ltd社製ブライドルレザー のおすすめ財布

◆CORBO(コルボ)

CORBO(コルボ) フルグレイン ブライドルレザー

コルボ フルグレイン ブライドルレザー
出典:楽天市場

オークバーク(オークの樹皮)タンニンでじっくりと時間をかけて鞣して作り上げられる「フルグレイン ブライドルレザー」を使用したシリーズ。手作業で銀面にじっくりとロウが塗り込まれているため、堅牢さとブルームの自然な美しさが味わえます。

COCOMEISTER(ココマイスター)

ココマイスターではイギリスからオークバークを仕入れて、財布や鞄、革小物を製造しています。現在、オークバーク・ゴーストタウン・ザオークバークの3シリーズの展開があります。

オークバークシリーズ

オークバークシリーズ
出典:ココマイスター公式

シンプルにオークバークの革の質感・香り・肌触りを感じることができるシリーズ。1年以上の期間をかけて作り上げられるオークバークには、ヴィンテージ感と優雅さを併せ持つ財布に仕上がっています。

ゴーストタウンシリーズ

ゴーストタウンシリーズ
出典:ココマイスター公式

表版に高熱プレスされたオークバーク、内装にもオークバークを使用している贅沢なシリーズ。温かみと上品さを兼ね備えていて、使うほどに味わいが出てくる財布です。

ザオークバークシリーズ

ザオークバークシリーズ
出典:ココマイスター公式

オークバークレザーを使い、日本の伝統技術である竹細工をイメージして極太編みで仕上げたシリーズ。ボッテガ・ヴェネタよりも迫力のあるイントレチャートの財布です。

Clayton(クレイトン)社

クレイトン社製ブライドルレザー
出典:エルゴポック公式オンライン

イギリス中部にあるダービーシャー州チェスターフィールドにある1840年創業の老舗タンナー。馬車が全盛の時代から馬具用の革を供給している会社です。近年ではブライドルレザーだけでなく、コードバンの製造も行うなど幅広く革製造をしています。

クレイトン社製ブライドルレザーの特長

・革繊維の密度が高く、強度や耐久性に優れているレザー
・革にほどよく染み込んだ蜜蝋によってブルームが表面に現れている
・使い込んでいくと表面に美しい艶がでてきてエイジングを楽しめる

Clayton社製ブライドルレザーのおすすめ財布

HERGOPOCH(エルゴポック)

エルゴポック 
出典:楽天市場

Thomas Ware&Sons(トーマスウェアアンドサンズ)社

イギリス南西部の街ブリストルにある創業1840年の老舗タンナー。Thomas Ware&Sons社の特長は敷地規模が約6,000坪という大規模なタンナーであるということ。ブライドルレザーの品質は世界最高峰と称されるほど高く評価されています。

Thomas Ware&Sons社製ブライドルレザーの特長

・ロウを丁寧に染み込ませて手間暇かけて作られた耐久性の高い革
・12カ月もかかる伝統的なフィニッシングを行って仕上げられた革
・イギリスの高品質な原皮を使用して鞣された良質のブライドルレザー

Thomas Ware&Sons社製ブライドルレザーのおすすめ財布

RiTOUR(リツア)

RiTOUR ブライドルレザー
出典:楽天市場

英国有数のタンナーThomas Ware&Sons社からブライドルレザーを仕入れ、日本国内で裁断・縫製を行って作られている財布。ブライドルレザーの高級感と機能性の高さがバランスよく両立しています。

Metoropolitan(メトロポリタン)社

イギリス中南部ノーザンプトンチャー州にある1919年に創業したタンナー。日本では知名度が低いですが、英国国内では評価が高いタンナーです。メトロポリタン社は受注生産型のタンナーで、革製品メーカーが求めるブライドルレザーの製造をメインにしています。

メトロポリタン社製ブライドルレザーの特長

・革の繊維のキメが細かくコバが非常にきれいに現れる
・高級感がありつつエイジングを楽しめるブライドルレザー
・受注生産が基本なので革の色味や質感は発注内容によって異なる

メトロポリタン社製ブライドルレザーのおすすめ財布

AMIACALVA for SHIPS:別注“ブライドルレザー”ウォレット

AMIACALVA for SHIPS別注“ブライドルレザー”ウォレット
出典:楽天市場

メトロポリタン社に別注した極厚のブライドルレザーを採用している財布。極厚ながらも柔らかくしなやかな質感なので、手に馴染みやすくなっています。

まとめ

イギリスの伝統皮革ブライドルレザーの有名タンナーとそれぞれの革を使ったおすすめの財布を紹介してきました。堅牢性・耐久性に優れ、使い込むほどにツヤが増していくのがブライドルレザーの財布なので、財布選びで迷っている方は候補のひとつに入れてみてください。

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